ピンク・トルマリン

ピンク・トルマリンの淡いピンク色は化学組成中のマンガン元素に由来しています。
このマンガンの含有量が多くなると赤色に近くなり、別の鉱物名「ルベライト」となります。

現在、採掘されているほとんどのピンク・トルマリンは薄いピンク色であるため、人為的に極微量の放射線を照射して色を濃くする処理が行われています。
しかし、地中にある宝石自体も、自然の放射線の影響を少なからず受けているため、さほど過敏になる必要はないと思われます。

原産地は世界各地にあり、ブラジル ナミビア マダカスカル アフガニスタン ケニア で産出されており
中には稀に「シャトヤンシー」(キャッツ・アイ効果)を持つものも産出されています。

ピンク・トルマリンのモース硬度は7~7.5あり標準的な硬さをもっています。
透明感が高い質の良いものが多く、また大きいサイズの原石が取れるため、ペンダントやブローチ等に加工されると、存在感が多きい目を引くジュエリーに仕上がります。

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