プラチナ(白金)

プラチナは深みのある色合いと重量感を感じる貴金属です。

金よりも産出量が少ない為さらに希少性が高く、地中の鉱脈の岩石1トンあたり0.001g程しか産出されません。
現在までに人類によって産出された白金の総量は約4,000トンで、体積では約200㎥(一辺が6m程の立方体)にしかなりません。

天文学者のアントニオ・デ・ウジョーアによりコロンビアのピント川湖畔で発見され、「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」と呼ばれたことがplatinumの語源とされております。
銀と一緒に産出することが多かったプラチナですが、銀よりもはるかに融点が高かったため精錬技術のないころは大量に廃棄されていたそうです。

融点(金属が溶ける温度)は1769℃と非常に高く、溶けているプラチナの炎は太陽を直視した時と同じくらい輝いています。
酸やアルカリに強く、高温でも溶けにくい貴金属のため、18世紀中期より王族のジュエリー素材としても愛用されてきました。
また、変化に強い特性を活かし、近年では自動車の空気清浄装置触媒としても利用されています。

素材としては、柔らかく伸展性が有る為、ジュエリーとしても非常に優れています。
変色にも強く加工しやすい為、近年のジュエリー業界では金に変わって、多くのジュエリーが作られました。
プラチナの輝きは、留める石の色合いを損なうことなく引き立たせ、センターストーンやメレダイヤを綺麗に輝かせます。

純度を表示する方法としては1000分率が使用されています。
純プラチナの場合 Pt999と表記されます。(2012年より Pt1000表記は廃止となっています)
プラチナはパラジウムと混ぜ合わせる事により、硬さや加工性を向上させます。
日本では主に マリッジリングにはPt999やPt950を使用し、石を留めるジュエリーにはPt900を使用しています。
ネックレスチェーンは、素材自体に強度が必要な為、Pt850を多く使用しています。
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