貴金属
貴金属といえば…高い金属と思われがちですが、実際は金・銀・プラチナ・パラジウム・ロジウム・イリジウム・ルテニウム・オスミウムの8つの金属を指し、地球全体の埋蔵量が少なく、耐腐食性を持ち、希少価値が高い金属であることから貴金属と呼ばれています。
ジュエリーでは主に金・プラチナ・銀・パラジウム・ロジウムの5元素が広く使われています。
白金系金属同士は、合金にする際混ざりやすく、使用目的に合わせた調合により、様々な特性を持った貴金属合金を生み出せます。
金・銀は紀元前より装身具として使用されてきました。
近年では金属の加工技術が向上し、ルテニウムやイリジウムを用いたジュエリーも一部販売されるようになりました。
ジュエリー以外でも、イリジウム等は融点が高い(2714℃)特性を活かし、自動車等のガソリン発火装置(プラグ)にも使用されていますが、希少性が有る為、高価です。