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ラリマー

ラリマーは1974年にドミニカ共和国のバハマにて発見された比較的新しい宝石です。
元々はペクトライト(ソーダ珪灰石)という1828年にイタリアで発見されていた鉱物の一種類ですが
本来のペクトライトは白っぽい色合いで、ガラス光沢、絹糸光沢を持つ針状の結晶でした。
しかし、ライトブルーをボディカラーに持つ同じ鉱物のラリマーは、鮮やかでさわやかな色合いで見る人々を惹きつけ、大変魅力的な宝石として一躍有名になりました。
この鮮やかな色合いは含有する銅に由来しています。また、針状結晶の状態だと、稀にシャトンシー効果をもつ宝石でもあります。

ラリマーのモース硬度は4.5~5程度で比較的柔らかく、また、衝撃が加わるとガラスのように割れやすい為、取り扱いには十分な注意が必要です。
ラリマー製品としては、玉状に研磨された連組みのブレスレットがありますが、玉同士がすれると傷が付いたり、落とすと割れたりする為、気をつけなければなりません。

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