ダイヤモンド

ダイヤモンドは炭素からできており、柔らかいグラファイト等と同じ元素です。モース硬度は10、屈折率2.417で素晴らしい輝きを有します。
しかし同じ炭素でありながら最大の違いは原子配列です。
グラファイトは炭素原子が層状に並んでいますが、ダイヤモンドは三次元的に結合しており、綺麗な六面体結晶構造をしています。
この結晶構造が、宝石の中で一番硬いとされる所以です。

原石の状態ではラフダイヤモンドと呼ばれ、綺麗な原石はピラミッドを二つ合わせた様な正八面体になります。
この状態を「ソーヤブル」と呼び、全体の産出量の1~2割程度しかとれません。
残りは形がまちまちで産出され、「メイカブル」と呼ばれています。

ダイヤモンドの硬さは、コランダム系(ルビーやサファイヤ)のモース硬度9から比べると、なんと140倍の固さを持っています。
しかし、完全無欠と思われるダイヤモンドですが、劈開(へきかい)という鉱物である以上の欠点もあります。
強い結晶構造ではありますが、この結晶構造に平行に力が加わると割れることがあります。
しかし、これは極稀なことであり、日常使いでもほとんど表面に傷が付くことなく安心して末永くお使いいただくことができます。
ご使用の中で唯一ご注意いただきたいのは、ダイヤモンド同士が当たると、両方とも擦り傷が付いてしまいます。
その為ダイヤモンドジュエリーは別々に保管していただくことが望ましいです。