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【ジュエリーホームケア】大切なジュエリーの輝きを保とう!お家でできる簡単ケアの方法

指輪を着けた女性の手元

スキンケアやヘアケアにこだわりを持っていたり、普段から念入りにお手入れしている方ってたくさんいるはず。

では、日頃身に付けているジュエリーのケアはどうでしょう?

ジュエリーもお肌や髪と同じように、外へ出ると紫外線や消毒などの刺激によりダメージを負っています。
大切なジュエリーを長く使っていくためには自宅でのケアも大切なんです。

とはいえ、面倒なケアは長続きしませんよね。
今回はみなさんの大切なジュエリーを美しく保つために、自宅で簡単にできるジュエリーのホームケア方法について紹介していきたいと思います。

ジュエリーを長持ちさせるために知っておいてほしい取り扱い注意点についてもお話ししていきますので、
ぜひ気になる項目をチェックしてみて下さいね♩

ジュエリーのホームケアしてる?

指輪を着けた女性の手元

ジュエリーは刺激にとても弱いもの。
実は、みなさんが日頃身だしなみを整えるために使っている香水や化粧品はジュエリーをくすませる原因となっているんです。

例えばハンドクリームを塗った時。
リングを付けたままだと地金の部分が油膜によって少しくすんでしまいます。この汚れをそのままにしておくとジュエリー本来の美しさは保てなくなってしまうのです。

指輪を着けた女性の手元

またホコリや皮脂汚れにも弱く、ケアを怠ると使用するごとに美しい輝きが失われていくことになります。
ですから、みなさんが行う毎日のホームケアはとっても大切!

"毎日のケア”と言っても難しいものではなく「身に付ける際はジュエリーを1番最後にする」、「帰宅後は1番最初にジュエリーを外す」、「使ったあとは柔らかい布で拭いてからジュエリーケースにしまう」このような小さな心掛けを習慣にすることが美しさを継続させるポイントとなりますよ。

小さな心掛けでジュエリーの輝きが見違えるほど変わりますので、ぜひケアを習慣付けてくださいね。

ジュエリーの汚れ、変色やくすみの原因は何?

指輪を着けた女性の手元

ジュエリーを身に付けていると、だんだん汚れが気になってきますよね。よく聞くお悩みといえば"変色"や"黒ずみ"。
なぜこういった汚れが発生してしまうのでしょうか?

変色や黒ずみの大きな原因のひとつは、ジュエリーを着用した際に付着した皮脂が酸化すること。

それ以外にも髪のそばに身に付けるピアスの場合はヘアスプレー、ブレスレットにはハンドクリームが付着しやすく、そのままにしておくとくすみやサビの原因につながってしまいますよ。

指輪を着けた女性の手元

また、ジュエリーの素材によって汚れ方が異なるためその性質を知っておくのも良いですね。

ゴールドは錆びにくい性質を持っており、比較的メンテナンスがしやすいと言われています。着用後に軽く拭き取るだけでホコリや汗、皮脂を取り除くことができますのでメガネクロスや布ガーゼなど柔らかい布でケアして下さい。

プラチナはゴールドと比べ、黒ずみや変色が起きにくいと言われています。
しかし、プラチナは純度が高くなるほど柔らかくなり傷が付きやすくなってしまうのです。

また、プラチナの柔らかいという特性上、衝撃が加わると簡単に変形してしまいます。プラチナリングを日頃から身に付けている方は、生活動作でぶつけてしまわないように注意する必要がありますね。

以下ではさらに細かく、ゴールド・プラチナジュエリーを扱う際に注意したい点を説明していきます。

ゴールドジュエリーを扱う際の注意点

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温泉や海水浴の時はできるだけ外す!


硫黄成分はシルバーやゴールド、宝石にとって変色や傷の原因になる場合があります。
温泉や海水浴に行く際は可能な限り外すことが望ましいでしょう。
純金であれば錆びにくいので外さなくても大丈夫ですが、純金以外の場合には、銀や銅などの混ぜられた成分が劣化し色がくすむ原因になります。特にピンクゴールドは銅が含まれており他の金属製品より錆びや変色を起こしやすい為取り扱いには細心の注意が必要です。

研磨剤を使用したお手入れは、地金部分のみに!


研磨剤を使ったお手入れができるのは地金部分のみです。宝石・天然石は避けて拭き取りましょう。丸ごと拭き取ってしまうと宝石に傷がついてしまう場合があります。

プラチナジュエリーを扱う際の注意点

指輪を着けた女性の手元

力仕事をする時は外す!



重たい物を持つなどの力仕事をするときはプラチナジュエリーは外しておきましょう。重たいものを持つという動作は、一点に高圧の力が加わります。「力仕事をしているうちに気づいたらプラチナリングが変形していた」という修理依頼は良くあるものです。

ジュエリーの美しさを保つために、プラチナジュエリーはこまめに外すことを意識すると良いでしょう。




宝石がついたジュエリーを扱う際の注意点


掃除や洗い物などの家事


洗剤や漂白剤に使われる化学成分は宝石を傷める原因となります。特に塩素が含まれる漂白剤はかなり強力で、わずかに薬液が付着しただけでも劣化につながる可能性があるため地金がどんなものであっても外しておきましょう!


自宅で簡単にできる!お手入れ方法3選

ここからは、自宅で簡単に挑戦できるジュエリーケアについてご紹介します。
必要なものや手順を細かく説明していきますので、お手持ちのジュエリーで実践してみて下さいね♩

ケア方法1:クロスを使う

指輪を着けた女性の手元

ジュエリーは、化粧品や香水、ハンドクリームや汗・皮脂など日常生活の中で汚れとなる原因がとても多いです。

日々のお手入れ方法としては、専用のジュエリークロスがおすすめです。
ジュエリークロスで撫でるように優しく汚れを拭き取ってあげることで格段に状態が良くなります。

またクロスには研磨剤が入っているため、表面の小キズも取ることができます。



宝石部分は避けて拭き取ってください。宝石が研磨され、傷を作る原因となる場合があります。


ケア方法2:中性洗剤を使う



クロスやガーゼで拭き取っても落ちない黒ずみが発生してしまったときは、中性洗剤で落とすことができます。
(※パールやラピスラズリなど宝石によっては、水や中性洗剤に弱い宝石があるため注意してください)


用意するもの




  • 中性洗剤

  • 柔らかい布

  • 歯ブラシ

  • ぬるま湯



お湯が熱すぎると、宝石・天然石が割れてしまうことがあるので注意しましょう。ぬるま湯(38℃程度)がおすすめです。






①薄めた中性洗剤を溶かしたぬるま湯に、ジュエリーを3〜5分程度付け置きします。
付けて置くことで、付着している皮脂汚れが少しずつ剥がれていきます。
※この時絶対に石鹸は使用しないでください。細かい隙間に石鹸が残り変色に繋がります。





②付け置きが終わったら、再度ぬるま湯でしっかりすすぎます。あまり汚れが取れていないようなら柔らかいブラシで優しくブラッシングしてください。
※純金(K24)は柔らかく傷つきやすいのでブラッシングではなく、指の腹で優しく擦りましょう。K18以下はブラッシング可能ですが、強く磨くのはやめてください。さっと軽くなぞる程度に。




③最後にぬるま湯でよくすすいでから柔らかな布で水分を拭き取り、完全に水分が乾いたらジュエリーケースに保管しましょう。



ケア方法3:クリーニングアイテムを使う




用意するもの



  • 洗浄液キット


  • ティッシュ



①洗浄液にジュエリーを浸します。(汚れが少ない場合は③へ)



②少量の洗浄液をブラシにつけ、細かな部分を優しくこすりましょう



③水でよくすすぎながら、洗浄液を洗い流していきます。



④ティッシュでよく水気をとったらクロスで軽く磨き、お手入れ完了!



クリーニングアイテムはジュエリーケア用品として購入しなければいけませんが、他2つはご自宅で簡単にできる方法です。
ジュエリーは意外と汚れていますから、すぐに試せるものは試してみても良いかもしれません◎

どうしても汚れが取れない場合はどうするべき?

指輪を着けた女性の手元

ジュエリーを永く使っていくと、クロスのみのお手入れではネックレスのチェーンやリングの宝石周りなど、細かな部分の汚れが取りきれないことも・・そんな時はジュエリー専門店での修理メンテナンスがおすすめ!


ジュエリーの黒ずみが取れない
指輪が変形してしまっている
留まっていた石が取れてしまった
クロスでは取りきれない小傷がある

このようなお悩みがあるのなら、迷わずプロに頼んでみましょう。
ジュエリーの専門家による状態確認は驚くほど的確。自分の判断では出来ない部分まで丁寧に行ってくれるため安心して任せることができます。
さらに職人による繊細なケアを実感する事ができますよ。きっと、新品のような輝きを取り戻したジュエリーに驚くはず。

ajourでできるメンテナンスの紹介

ajourのメンテナンスメニューは簡易的なクリーニングサービスからジュエリーの新品仕上げまで幅広くご提案すること可能です。
ジュエリーの状態を確認しながら、どのような仕上がりにしたいのかコンシェルジュに相談してみて下さい。
あなたにピッタリのメンテナンスを提案してくれますよ◎


ここでは、ご相談の多いメンテナンスについていくつか紹介していきます。

磨き直し・変形直し



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普段から身に着けるジュエリーは、知らず知らずのうちに細かい傷がついたり、購入した当初から変色してしまう事が多いです。
基本的に小さな傷や汚れはジュエリー用クロスで磨くときれいになるのですが、汚れが気になる場合は修理がおすすめ。

ジュエリー専用の機械を使用すると、変形や小傷のついたジュエリーを元の状態へと整えることができます。新品のような輝きを取り戻せますよ!

またクロスでは取りきれない黒ずみだったり、細工が細かく自分では磨ききれない部分はメッキがけをおすすめします。

メッキがけは、小傷を磨き「ロジウム」という金属をコーティングします。ロジウムのメッキ液にジュエリーを浸し、電気を流すことで表面に薄くロジウムがコーティングされるんです。

ロジウムメッキを施すと酸化を防ぎ変色を防ぐと言われていますので磨き直しの際は、ぜひ追加でメッキがけをご検討ください。

石の留め直し


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指輪やネックレス、ピアスなど留めてあった宝石がぐらついたり、外れてしまったりすることがありますよね。ピアスなんかは気づかないうちに宝石が紛失してしまう事が多いもの。
意外と知られていませんが、修理専門店では石を留め直すだけでなく無くしてしまった宝石に近い新しい石を探す事も可能です。

修理の方法は、石を留める爪を締め直したり、爪を新たに溶接します。
ただし石紛失時は別途費用がかかるので用意注意!
大きな宝石や、希少な石ほど金額がかかりますから、宝石がぐらついていると感じたら早めに修理する事をおすすめします。

指輪のサイズ直し


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こちらは番外編かもしれませんが、よくあるご依頼といえば指輪のサイズ直し。
購入時はぴったりサイズだった指輪も、年齢を重ねることで体型が変化し、きつくなったり反対にゆるくなったりしますよね...
サイズの調整を考えているなら、ジュエリーショップや修理専門店に相談してみてください。

サイズを大きくする際は指輪を切り離して素材を足す、もしくは素材を叩いて伸ばす方法。反対にサイズを小さくする場合は、縮める分だけ素材を切るか指輪の内側に金属板を付けて内径を小さくする方法で加工を施します。

その他メンテナンスメニューを確認したい方はこちらをチェック!

修理価格表を見る

さいごに

いかがでしたか?

簡単なケアを習慣付けたり、日常生活でジュエリーを外すタイミングを作ったりすることでジュエリーの輝きは見違えるほど長続きしてくれます。
大切にケアをしているジュエリーは、尚更愛着も湧いてきますよね◎

また、どうしても取りきれない汚れや気になる変色・歪みなどはプロに任せてみましょう!
自分ではどうにもならない汚れが新品同様となって手元に戻ってくるはずです。

修理内容は細かく豊富な種類がありますので、気になる方はサイトをチェックしてみて下さいね。

この記事を書いた人

h_takazakura
ajourプロモーション 担当

子育てをしながらジュエリーコラムの執筆をしているママライター。 以前は店頭でコンシェルジュとして接客を担当していました。 毎日ジュエリーをつけるのが楽しくなるようなコラムを目指しています!

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