銀は金と同様に産出量の少ない貴金属です。
古代では自然界に金は金塊や砂金として入手する事ができましたが、銀は精錬しないとほとんど取れなかったため、金よりも希少な金属とされていました。
しかし、精錬技術の進歩により多くの銀を精錬する事が出来るようになると金の希少性が高まりました。
銀は装飾品以外にも、工業製品や歯科製品、銀イオンの持つ殺菌性を生かした殺菌装置など、私たちの生活にも身近な存在です。

銀の持つ光沢はとても光度が高く、プラチナよりも白色光沢をもっています。
しかし、空気中の不純物(排気ガス等の硫黄)に触れていると硫化により、徐々に黒ずんできます。
古代では、皇帝や王族・貴族の食事に、硫黄化合物や硫化ヒ素のような砒素化合物が混入され、毒殺される可能性がありました。
それを回避するために、箸の先に銀を取り付けて食事を取っていました。食事に毒が盛られていると箸の銀が黒くなり、毒殺を未然に防げたそうです。
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