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ムーンストーン

昔インドでは、ムーンストーンは月の光を集めて凝縮したものが石になったと信じられたほど
幻想的な輝きを発します。ムーンストーンは長石のグループに属し、カボションカットを施すと
良質なものは見る角度により月の光のような青みがかった帯状のミルキーな光を放ちます。
これを「シラー効果」と呼び、クリソベリル・キャッツアイの「シャトンシー」とは違う輝き方です。

現在のムーンストーンという名で呼ばれ始めたのは、1600年代からだといわれています。
その語源は、ギリシャ語で月という意味のセレニテスからきており、古くは古代ローマ時代からジュエリーとして使用され始め
20世紀にはカルティエやティファニーも好んでジュエリーを製作しています。

ムーンストーンの幻想的な輝きは2種の長石「正長石」と「曹長石」の層状組織と光の干渉により生み出されます。
スリランカではこのシラー効果が強い良質の石が多く産出されます。

モース硬度6~6.5と水晶より低く、また劈開性(ある一方向からの力により、簡単に割れること)があるため
取り扱いには注意が必要です。

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