エメラルド

カラーストーンの中で世界3大宝石と言えば、ルビー・サファイヤ・エメラルドと言われるほど有名な宝石です。
名前の由来はギリシャ語の「スマラグドス」=「緑の石」からきているとされ、美しい色合いは多くの人々を魅了してきました。
エメラルドの中で最上級の物はダイヤモンドをも凌ぐ希少で高価な宝石です。

ベリルに属し、同じグループにはアクアマリンやレッドベリル等があります。
ベリル属は比較的、傷や内包物が少ないものが多く産出しますが、エメラルドの場合、ほとんどは内包物や傷を有して産出されます。
これはエメラルドのグリーンカラーに起因するクロムやバナジウムを含有すると、宝石の中にスジや内包物が生まれるためです。
しかし、美しい色合いの為、内包物や傷は「宝石の中に庭がある」とされ欠点としてではなく特徴として愛されています。

エメラルドはモース硬度7.5~8、屈折率1.577~1.583と比較的硬い宝石ですが、内包物や傷が多いこともあり、場所によっては非常に脆い場合があります。
内包物(スジ)を極力見えないようにする為に、大半が「含浸処理」をされ、宝石の表面にある極小の穴にセダーウッドオイル(ひのき系樹木)やパームオイル(パームヤシ)等を圧力で注入されます。
その為、超音波洗浄器等を使うと宝石の中のオイルが抜けだし、色合いが変わってしまう事があり、注意が必要です。
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