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義父の喜ぶ顔が見たい—
ジュエリーリフォームに
込めた想い

お義父様から贈られた亡きお義母様の婚約指輪

「今日お義父さんの反応を見るまで、正直不安だったんです。」
そう話してくれたのは、0歳と2歳の2人のお子さんがいる丸山さん。

「リフォームした指輪は、お義父さんがお義母さんに贈った婚約指輪です。夫と結婚したタイミングで、お義父さんからいただきました。」
「お義母さんは、私が夫と付き合う前に亡くなってしまったので、一度も会うことができなかったんです。」

お義母様の誕生石であるエメラルドが留められた指輪は、お義父様がお義母様へ贈った婚約指輪でした。

「ずっとお義母さんが大事に持っていたものをリフォームするのは、重みや緊張が大きかったです。お義父さんや家族みんなが幸せになる形でリフォームができたらいいなと思っていました。」

エメラルドの婚約指輪は、形を変え2つのジュエリーへ

緊張した面持ちで、リフォームしたジュエリーが入ったケースを開ける丸山さんとお義父様。
ケースを開け、完成したジュエリーを覗き込むお二人の表情は、みるみると明るくなっていきます。

「すごく素敵です。出来上がったものをみてすごく感動しています。デザインを決める段階で、イメージ画像などは見せてもらいましたが、いざ現物を見るとすごく気持ちが高ぶります。」

「一番結婚を喜んでいるのは妻だから」—お義父様の想い

「一番結婚のことを気にかけていたのは妻だったから。妻が残してくれたものを、息子の嫁さんに形見としてあげられたらと思って。」
お義父様は、丸山様へ指輪を贈られた理由を教えてくれました。


「リフォームというサービスは知りませんでした。実際、出来上がったものを見てみるといいもんですね。」
「妻も、そりゃ喜んでると思います。自分の指輪がリフォームされて、娘や孫に使ってもらえるんだから。」

お義母様のことを話すお義父様からは、お義母様への想いがひしひしと伝わってきました。

形を変え受け継がれていく、お義母様の指輪

「今、お義父さんの反応を見て安心しました。リフォームができるって決まった時は嬉しさより不安が大きかったですが、今日出来上がったジュエリーとお義父さんの反応を見てやった〜!って。」

お義母様を想うお義父様を、何よりも気にかけていた丸山さん。喜んでくれているお義父様を見る丸山さんは、素敵な笑顔を浮かべていました。

「50年前にお義父さんがお義母さんに渡したジュエリーと思うと重みがすごいです。いただいたものっていうのもあるし、リフォームするためにデザインを家族で一緒に考える時間もあって、既製品のジュエリーとは気持ちが全然違います。」

「お義母さんには会えませんでしたが、見守ってくれているといいなって。15年後くらいには娘にあげられたらと思っています。」

丸山さんがお義父様を想う気持ちと、お義父様がお義母様を想う気持ち。
家族を想うお二人から生まれた素敵なジュエリーは、これからもたくさんの思い出を刻んでいくことでしょう。