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母から譲り受けた婚約指輪
リフォームしてサプライズ披露を

母に内緒で婚約指輪をリフォーム

「この指輪は、母が結婚するタイミングでお婆ちゃんから譲り受けたものです。私も、結婚するタイミングで母から譲り受けました。」

お母様から婚約指輪を譲り受けた時から、リフォームを考えていた奥村さん。
挙式中にリフォームした指輪をお母様にサプライズ披露しようと、お母様には内緒でリフォームをしました。

「元の形から生まれ変わって、綺麗になりました。結婚指輪と重ね着けができるようなデザインになってよかったです。」

「譲り受けた時、母にリフォームの相談をしましたが、その時からかなり時間が経っているので、もうやらないと思っていると思います。」

「譲り受けた時に指輪が入っていた赤いケースに入れて挙式中に見せる予定なので、まずはそこで驚いてもらって…ケースを開けた時にリフォームした指輪を見て、喜んでくれるんじゃないかと期待しています!」

泣きっぱなしの結婚式。サプライズの結果は…

結婚式を終えた後日、奥村さんはお母様と一緒にインタビューに応じてくれました。

「式当日、母は最初から泣いていて、釣られて私も泣いてしまって…。終始泣きっぱなしの挙式でした。」

「結婚指輪の交換の後、司会の方に『実は婚約指輪をリフォームして、今日お披露目を…』という形で指輪を持ってきてもらいました。」

「ケースを開けた時に、母がとても驚いた顔をしていたんです。すごくいいリアクションをしてくれたので、サプライズが成功して本当によかったです。」

司会者に促されるまま前に出たお母様は、終始驚いた様子だったと奥村さんは嬉しそうに話してくれました。

母に指輪をはめてもらいたい—サプライズに込めた想い

指輪が入った赤いケースを開けたお母様は、ご親族やご友人に指輪を見せたのち、奥村さんの薬指に婚約指輪をはめました。

「通常、婚約指輪はリングカバーセレモニーとして旦那さんにはめてもらうものなんですが、せっかくなら母にはめてもらいたいと思いました。本来の意味合いとは異なるけれど、リフォームした指輪にいろいろな想いを込めて母にお願いしたんです。」

婚約指輪のデザインや式の演出に、こだわりを詰め込んだという奥村さん。
本来の意味合いとは異なっていても、特別な想いを込めて行ったオリジナルの演出は、忘れられない特別なものになったのではないでしょうか。

結婚式への参加が叶わなかった祖母も近くに感じて

「本当に何も聞いていなかったので、ただただびっくりしました。リフォームは諦めたと思っていたので、なに!どうなってるの!?って(笑)」

サプライズ披露のタイミングでは終始驚きっぱなしだったというお母様。結婚式の翌日、改めてリフォームした指輪をゆっくり見ることができました。

「元々は昔ながらの立爪の指輪だったので、私自身は2回ほどしか着けられませんでした。でもこんなに綺麗に蘇って使えるようになるんだなって。これなら、日常的に身に着けられて良いなと思いました。」

お母様は、最初に婚約指輪を譲ってくれたお祖母様についても教えてくれました。

「元々体も弱くて家から出ることが難しかったので、生きていたとしても結婚式に出ることは難しかったと思います。でも、もともと祖母がくれた指輪を、こういった形で結婚式に身に着けてもらえて、祖母も式に出られた感覚になれました。」

リフォームで実現—夢だった結婚式の演出

「結婚式で、ドレスと結婚指輪と婚約指輪を合わせて着けるのが夢だったのですが、なかなかデザインがピンとくるのが見つからず諦めていました。
でも、形から相談させてもらって、自分だけの指輪を作ることができて、しかも母へサプライズでリフォームした指輪も見せられて…本当によかったです!」

こだわりの詰まった奥村さんの特別な婚約指輪。
挙式でのサプライズは、忘れられない一生の思い出となりました。