人工ダイヤモンドってどんなもの?やっぱり偽物なの?

ダイヤモンド

皆さんはダイヤモンドに、天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの2種類があることをご存知でしょうか?
人工と聞くとあまり良いイメージを持たない方も多いはず。

ですが人工といえど、ダイヤモンドの輝きは天然に勝るとも劣らず美しい輝きを放つんです。
「人工ダイヤモンド」ってどんなものなのか気になってきましたか?
今回は、そんな人工ダイヤモンドの魅力をとことんご紹介していきます。

天然ダイヤと人工ダイヤの違いを見極められるようになっちゃいましょう!

人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)とは?

「ラボグロウンダイヤモンド」という名前で徐々に広まりつつある人工ダイヤモンド。
「研究所」を意味する「ラボ」と、「育つ」を意味する「グロウン」を掛け合わせた言葉で、「ラボグロウンダイヤモンド」とは「研究所で作られたダイヤモンド」という意味です。

ラボグロウンダイヤモンドは、以外にも1950年代から研磨剤などの用途で製造されていました。
その後、1970年代に初めて宝石品質のダイヤモンドの合成に成功し、2018年に正式なダイヤモンドと定義されたんです。
日本でも、徐々にラボグロウンダイヤモンド専門のジュエリーブランドが発足し始め、注目を集め始めています。


では、ダイヤモンドとしての質はどうなのでしょうか?
実は、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ炭素を原料として作られているんです。
その生産技術は非常に高く、見た目は鑑定士でも見分けるのが難しいほど瓜二つ!

天然も人工もルーツが異なるだけで品質は同じということですね。

天然ダイヤモンドとは

ダイヤモンド

一方、天然ダイヤモンドは人の手が加わっていないダイヤモンド。
地球の奥深くで生成され、やがてダイヤモンドの原石となります。
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、地球で最も硬い鉱物といわれ、傷つきにくく、屈折率が高いのが特徴です。
天然ダイヤモンドは自然のあらゆる環境条件が揃った時に生成されるため希少性が高く、さらに透明度の高いものは高価な値が付きます。

人工と天然を見分ける方法

ダイヤモンド

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドを見分けるために重要なのは、「内包物を見つけること」です。
「内包物」とは、ダイヤの中に含まれる鉱物の結晶などのこと。
天然ダイヤモンドは自然が生み出した産物です。
その自然が生み出した原石の中には必ず内包物が混ざっています。

一方で、人工ダイヤモンドは人の手によって作られたもの。
内包物がほとんどないのが特徴です。
内包物が全くないダイヤモンドである場合、それは人工ダイヤモンドの可能性が高いといえますね。


また、鑑定機関に出すことで判断も可能です!
人工ダイヤモンドの場合、鑑定書に「lab-grown」といった表記がされるので、見分けがつきます。
細かい点で言えば、結晶構造が天然と異なるので鑑定も可能なんだそうです!

天然ダイヤモンドよりも劣ってる?人工ダイヤモンドの価値

ダイヤモンド

人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドよりも劣っているとイメージされがちですが、結論からいうと、人工ダイヤモンドの価値は天然ダイヤモンドと同等です。
2つの違いというのは「どこで生み出されたか」という点であり、品質に大差があるわけではありません。
ダイヤモンドの美しい輝きはどちらも人々の心を魅了する力を持っています。

人工ダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット

人工ダイヤモンドを選ぶメリットは、「価格が安いこと」。

天然ダイヤモンドは希少性という部分に付加価値が付き金額が上がりますが、人工ダイヤモンドは人の手で作られているため手が届きやすい価格で購入することができます。
安いから品質が悪いということは一切なく、人工ダイヤモンドだからこそ「濁りのない美しいダイヤモンド」を手に入れることができますよ。
人工ダイヤモンドを選ぶデメリットは「天然ではないこと」。
天然のダイヤモンドには内包物があり一粒一粒に個性がありますが、人工ダイヤモンドは全て同じです。

婚約指輪や結婚指輪に特別な宝石を入れたいと考えた場合、人工ダイヤモンドは希少性や個性が天然よりも劣ってしまうかもしれません。

さいごに

ダイヤモンド

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンド、みなさんはどちらのダイヤモンドがお好みでしたか?

美しい輝きを放ち、私たちを魅了してくれるダイヤモンドは人工でも天然でも同じです。

希少性を選ぶのか安定性を選ぶのか...それぞれのメリット・デメリットを覚えておけばダイヤモンドの見え方が少し変わるかもしれません。
ぜひ、この記事をダイヤ選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

店舗を探す
コンシェルジュに無料相談
LINE無料相談
加工相談・見積もり無料