丁寧に長く付き合いたい。
日々のケアでくすみ知らずの輝くジュエリーへ!
みなさんはお気に入りのジュエリーをきちんとお手入れしていますか?
毎日身に着けているものほど、傷や汚れが蓄積されていきます。
ジュエリーは汗や皮脂など汚れの原因となる様々な環境にあるため、ケアを怠ると輝きが半減してしまう可能性もあるんです。
ですが、お手入れ一つでいつまでも輝きを保たせる事もできます。
そこで今回は、ジュエリーを美しく保ち続けるコツやお手入れ方法をご紹介。
さらに素材別のポイントも合わせてお伝えしていきます!
毎日続けられる簡単なケアから、汚れがひどい場合の対処法まで、この機会にぜひ確認しておきましょう。
いつまでも綺麗に保つには?ジュエリーの輝きを長く続かせるコツ
いつも身に着けているジュエリーを改めて見るとなんとなく黒ずんでいたり、小傷がついていたり。毎日身に着けていれば多少の汚れは仕方ありません。
ですが、日々のお手入れをきちんと行うか行わないかで数十年後の輝きが大きく変わります。
お気に入りのジュエリーは長く使い続けたいものですよね。
まずは普段ジュエリーを身に着けるにあたって注意してほしいポイントをまとめてみました。
ジュエリーは普段の扱い方を気を付けるだけでもきれいな状態を保つことができますよ。
汚れの原因ってなに?
汚れの原因にはいくつかの理由が存在します。複数の原因が重なることで汚れが目立ってきてしまうのです。
では、そもそもジュエリーが汚れる原因となるものはいったい何なのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
1.摩擦、汗、皮脂、化粧品
まず大きな原因の1つとして「触れる事による汚れ」が挙げられます。
着用による摩擦や汗、皮脂は身に着ける事で必ず発生してしまうため防ぐ方法はありません。
ですからどうしても汚れは蓄積されていきます。
2.着用中に擦ってしまう等の傷
ジュエリーを身に着けていれば、どこかにぶつけたり、擦ってしまっていたり。
はたまた体重を乗せてしまっていたりと、気付かないところでジュエリーに負荷をかけています。
ジュエリー自体デリケートな素材が多いため、軽く擦ってしまっただけでも簡単に傷ができてしまいます。これらが原因となり輝きが失われていくのです。
3.空気中に含まれる成分
シルバージュエリーが黒ずみやすいというのは皆さんもよくご存知のはず。
シルバーを黒くする原因は空気中にわずかに含まれる硫黄分によるもの。
黒ずみにくくなるように製品に加工を施していても時間と共にどんどん黒ずんでしまいます。
日々のケアを大切にして!注意点を再確認しよう
このように、汚れの原因をみていくと防ぐことが難しく身に着けていれば汚れてしまうのは当たり前のように感じますが、日々のケアを行うだけでジュエリーは見違えるほど長持ちするんです。
着けっぱなしにすることは避ける
人によってはジュエリーを取り外さず、ずっと着けっぱなしにする方もいらっしゃいますよね。
ですが、ジュエリーを長持ちさせたいのであれば出来る限り用途外の時は外すのが正解。
重い荷物を持つ時や、お風呂につかる時など変形しやすそうな場合や変色しそうだと感じる場合は事前に取り外してリスク回避しましょう。
着用後はこまめにふき取る
ジュエリーにとって汗や雨といった水分、皮脂汚れは大敵。外すタイミングでしっかり拭きとることを心掛けてください。
「使った後は必ず拭き取って保管する」ことをルーティン化させるだけもジュエリーを長持ちさせることに繋がりますよ。
ただし、荒いタオルなどでふき取ると傷がつき易いので出来るだけ柔らかい布(メガネクロスなど)で優しく拭き取りましょう。
日光、空気を避けて保管する
ジュエリーを保管する際、できるだけ日に当たらず空気に触れない環境を作ってあげましょう。
とくに空気中に含まれる成分だけでも黒ずみの原因となってしまうシルバーは、フタのついたケースで保管するのがおすすめ。各素材専用の保管袋もあるので、気になる方はチェックしてみて下さいね◎
【素材別にしっかりと!】素材別お手入れの違い
日頃から行う簡単なケアはどの素材にも適用可能ですが、しっかりとしたお手入れをする場合はジュエリーの素材によってお手入れ方法が異なります。
以下では、素材別で黒ずみを落とす際に有効なお手入れ方法を紹介します。
シルバー925製品のお手入れ方法
汚れが気になってきたシルバーには専用のお手入れグッズを使ってあげる事が最も効果的!
今回は、クロスとクリーナーの2パターンをご紹介いたします。
①シルバー用クロス
シルバー用クロスは、普通のクロスと違い研磨剤が練り込まれているので拭きとる作業と同時に磨く事ができます。細かな傷も研磨されることで薄くなり本来の輝きが戻ります。 クロスは使っていくごとにどんどん黒ずんでしまいますから、全面が黒く覆われたら新しいものと取り替えましょう。 クロス1枚でかなりの期間お手入れが出来ますので、コストパフォーマンスもばっちりです◎
黒ずみを楽しむデザイン、もとから黒ずみを加えた製品におすすめ
クロスでのお手入れは、拭き取る作業のため、細かな部分の汚れには不向きです。
そのため、黒ずみをあえて楽しむデザインの物や、もとから黒ずみを加えた製品のお手入れにおすすめのケア方法です。入り組んだデザインのものは、「シルバークリーナー液」でお手入れをしましょう。
②シルバークリーナー液
こちらは液体タイプのクリーナー。薬品につけるだけで汚れを除去してくれるので、使い方も簡単です。10秒程度で驚くほどきれいに汚れが落ちますよ。
チェーンやクロスでは拭ききれない入り組んだデザインの物におすすめです。
デザインとして元々黒ずみの入っている物には使用できませんので、注意してくださいね。
液体クリーナーを使用した後は、ジュエリークロスで拭き取る!
シルバー製品は通常、磨いた後ワックスをかけることでくすみが出にくいように加工されています。ですが、液体タイプのクリーナーは表面のワックスを除去してしまうので、黒ずみやすい状態になってしまいます。 そのため、液体クリーナーを使用した後は、シルバー専用クロスで磨くようにしましょう。より、表面にツヤも出ておすすめです。
ゴールド製品のお手入れ方法
中性洗剤を使用したお手入れ方法もありますが、黒ずみを落とすには専用クリーナーもおすすめです。用意するものが少ないため、気軽にお手入れができますよ。
専用クリーナーは、シルバー同様、クロスとクリーナー液があります。K22やK24の比較的柔らかいゴールドジュエリーのクロスを使用してお手入れは、力の入れすぎや磨き過ぎによるジュエリーの変形に注意しましょう。
ゴールド用のクリーナーは、プラチナや宝石の付いた物も兼用で使用できるものが多いため、ジュエリー好きの方は一つ持っておくと便利かもしれません◎
プラチナ製品のお手入れ方法
プラチナは、比較的黒ずみにくい素材です。しかし、ジュエリーに加工する際に混ぜ合わせる素材によっては、黒ずみが発生することも。
黒ずみが発生してしまった場合は、プラチナ専用クリーナーを使用して黒ずみを落とすようにしましょう。
コーティング、メッキ製品のお手入れ方法
メッキ、コーティング製品に関しては、専用のケア用品を使うと劣化を進めてしまう可能性が高いため日頃のお手入れに力を入れることが大切。
簡単な拭き取り、たまに中性洗剤で洗ってあげるだけに留めておきましょう。
研磨剤の入ったクロスを使用すると、コーティングが薄れてしまうので注意してください。
メッキが剥げてしまった場合、綺麗な状態に戻すには再度メッキ掛けを行う以外に方法がありませんから注意して下さいね。
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汚れがどうしても落とせないときはajourへ
ここまで、黒ずみが生じた場合に自宅でできるケア方法を紹介してきました。専用クリーナーを使用したお手入れは、気軽にできるものばかりですので、ぜひ試してみて下さいね◎
ジュエリーをお手入れしていくと、どうしても取りきれない汚れや小傷が出てくる場合があります。
自分ではどうにもならない汚れは修理専門店に任せるのが正解◎
無理矢理汚れを落とそうとすると、逆にジュエリーを傷つけてしまう恐れがあるので無理せず専門店に相談してくださいね。
ajourではゴールド・プラチナの磨き直しを承っております。
自分で取りきれない汚れや傷がある場合やジュエリーのお手入れに関してお悩みがある場合は、ぜひ一度ご相談下さい。
※一部店舗ではシルバー製品の磨き直しも承っております。詳しくは、LINE・メールにてお問い合わせください。